患者の皆様へ To all patient

麻酔とは

手術を受けられる患者様へ
この項では麻酔を受けられる患者様の手術前から手術後までの流れを紹介させていただきます。

全身麻酔の場合

Step01. 術前診察

手術前日の午後1~4時の間に東館1階にある麻酔科外来を受診して頂きます。

Step02. 麻酔前の準備

原則として飲水は麻酔開始前2時間前まで、食事は6時間前までとしていますが、その範囲で各科主治医の裁量に任せておりますのでその指示に従ってくださcい。その後は麻酔開始までは食べ物・飲み物を摂取しないようお願い致します。

Step03. 麻酔前の準備

手術当日は手術開始1時間前に病室の看護師が手術室へご案内します。

Step04. 麻酔前の準備

手術室内に入り、まず手術室看護師・病棟看護師・麻酔科により患者様の本人確認をさせていただきます。
心電図の電極を胸部に、血圧測定帯を上腕部に、動脈酸素飽和度測定用のセンサーを指先に装着します。その後静脈より点滴をとり輸液や投薬を行います。
硬膜外麻酔の併用を行う場合には、身体を横向きにして、背骨を突き出す体位(エビのような姿勢)になって頂きます。手術する部位に近い脊髄の硬膜外腔をやや太い針(硬膜外麻酔針)で刺します。針の内腔より細いカテーテルを硬膜外腔へ留置します。カテーテルの固定が終わりましたら再び仰向けに戻ります。

手術室入室

Step05. 麻酔導入

全身状態を確認した後、静脈麻酔薬を注射して眠っていただきます。
筋弛緩薬を注射した後、気管内へチューブを留置し本格的な麻酔に入ります。伝達の併用を行う場合、ブロックする神経により様々な体位をとっていただき、神経に向かって針を進めて神経周囲に局所麻酔薬を注入します。
ページ麻酔とは>>

麻酔導入

Step06. 手術開始

手術への準備が整ったことを確認し手術が始まります。手術中は常に麻酔科医がそばで脈拍、血圧、呼吸などを監視し、最適な麻酔を行います。

Step07. 手術終了

手術が終了し患者様の状態を確認したのち、麻酔薬の投与を止めます。しばらく(数分~数十分)すると患者さんの意識がはっきりしてきます。

Step08. 手術室退室

気管内チューブを抜き、全身状態が安定したらベッドに乗り、病室へ戻ります。
また、心臓手術・食道手術などの大きな手術や、呼吸・循環系などに合併症のある患者さんについては、手術後の継続した全身管理を行うため集中治療室へ入室していただきます。

局所麻酔単独の場合

手術・患者様の状態により硬膜外麻酔・脊髄クモ膜下麻酔・伝達麻酔等の局所麻酔を全身麻酔と併用せず単独で行う場合があります。 麻酔前診察から手術室入室(上記番号の1~4)までは同様となります。

Step05. 体勢を整える

心電図・血圧計・動脈酸素飽和度測定用のセンサーの装着が終わりましたら、各麻酔を行うため、適切な姿勢をとっていただきます。 硬膜外麻酔・脊髄クモ膜下麻酔の場合は背骨を突き出す体位(エビのような姿勢)をとっていただき、伝達麻酔の場合は腕神経叢ブロック・大腿神経ブロック・坐骨神経ブロック等の種類により姿勢が異なりますので麻酔科の指示に沿っていただきます。

Step06. 効果確認

各麻酔が終わりましたら、10-20分後に効果を確認します。ここで患者さんの希望により、点滴から睡眠薬を投与し手術中は眠って頂くことも可能です。

Step07. 手術開始

手術への準備が整ったことを確認し手術が始まります。手術中は常に麻酔科医がそばで脈拍、血圧、呼吸などを監視し、最適な麻酔を行います。

Step08. 手術終了

手術が終了し患者様が覚醒したことを確認したのち、全身状態が安定したらベッドに乗り、病室へ戻ります。