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2025年10月19日

悪性高熱症シミュレーション

ニュース
先日、麻酔科・看護師・臨床工学技士が合同で「悪性高熱症シミュレーション」を実施しました。
悪性高熱症は発症頻度が非常に低いものの、発生時には迅速で的確な対応が患者さんの命を左右する、まさにチーム力が試される緊急事態です。
そのため、今回のシミュレーションでは「一人ひとりが正確に動けること」「チーム全体で支え合えること」を目標にトレーニングを行いました。
当日は、医師・看護師・臨床工学技士あわせて30名以上が参加。
シナリオ終了後には各班ごとに自主的な振り返りや意見交換が行われ、
「こうすればもっと早く対応できたね」「声かけが良かったね」など、前向きな意見が活発に飛び交いました。
回を重ねるごとに対応のスピードやチームの連携力が確実に向上しており、
参加者全員がチーム医療の醍醐味を実感できる充実した時間となりました。
また、シミュレーションを通じて印象的だったのは、
普段からのコミュニケーションの良さがそのままチームワークに現れていたことです。
麻酔科、看護師、臨床工学技士が互いに声をかけ合い、自然にサポートし合う姿は、
「安心して働ける職場づくり」の原点を感じさせました。
こうしたシミュレーションは
「いざというときに自分がどう動くべきか」を体験的に学べる貴重な機会です。
きっと“チームで救う”ということの大事さを肌で感じたと思います。