海外留学インタビュー
Dr.石川 真士
私は2019年4月より1年間、イギリス ロンドンにあるImperial College Londonに留学し「癌細胞に対する麻酔薬の作用」をテーマとした基礎研究に従事しました。私の指導をしていただいたMa教授のサポートのもとで充実した研究生活を送ることができました。
大学院4年間で基礎研究に従事した経験はありましたが、研究を主とする先生方の考えや知識の深さ、考察力には驚くとともに、学ぶことが多くありました。基礎研究は予想通り進むことよりも、失敗や悩むことの方が多くあります。研究過程は辛いことであるとともに、答えを見つけた時の達成感は言葉では言い表せません。「患者さんにとってより良い麻酔管理は何か」という答えにはまだまだ遠いですが、私の研究が患者さんのためになれば幸いです。
ロンドンは多民族からなる社会であるため、各人の考え方や背景の違いには驚きました。1年間という短い留学生活であったため、慣れるだけで終わったことは残念です。しかし、この「違い」は自分の価値観を根底から見つめ直し、人としても反省し学ぶきっかけとなりました。楽しいこと、辛いこともたくさんあった留学ですが、大きな成長を得た自分の人生にとって貴重な経験だと思います。
最後にこのような貴重な機会を与えてくださった坂本篤裕教授、医局員の皆様、Ma教授と教室員の先生方、多大なサポートをしてくれた岩﨑先生、単身赴任の留学というわがままを受け入れてくれた妻に、心より感謝いたします。
海外留学インタビューInterview with Senior
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- Dr.梅井 菜央
- 私は、重症呼吸不全に対するextracorporeal membrane oxygenation (ECMO)を専門分野としています。年間約30例のECMO治療に従事し、ECMOの有効性、合併症、長期維持などの臨床研究を行ってきました。しか…
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- Dr.岩﨑 雅江
- 2009年入局の岩﨑雅江と申します。私が当医局入局を選んだ理由は、当初より留学の希望があり、大学院入局という選択肢があったためです。私は大学院入局し、大学院4年秋から1度目の海外留学、帰国後に再び2度目の海外留学をさせていただきました。留学…
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