2026年3月16日
シミュレーショントレーニング
ニュース3月14日(土)、麻酔科を中心に耳鼻咽喉科医師および看護師を招き、シミュレーショントレーニングを実施しました。
食肉用の豚肺を用いた wet lab では、無気肺の形成と人工呼吸管理、さらにリクルートメントおよび PEEP の効果について視覚的かつ実践的に学びました。リクルートメントにより「やわらかい肺」では無気肺が解除される一方、「硬い肺」では解除が困難である様子を実際に観察することで、肺の状態に応じた呼吸管理の重要性を理解する機会となりました。また、無気肺解除後の人工呼吸器設定の変化を確認することで、人工呼吸管理の基本原理を臨床に即して学ぶことができました。
あわせて、挿管困難人形を用いた挿管トレーニング、CV・PICC のシミュレーショントレーニングも実施しました。気道確保と血管確保はいずれも麻酔科診療の基盤となる手技であり、安全性を意識した反復練習は教育上極めて重要です。多職種が参加する環境の中で、知識と技術の両面から臨床力を高める有意義な研修となりました。
次回は、8人の新入局員を迎え入れて硬膜外麻酔・脊髄くも膜下麻酔トレーニング、CVトレーニングを予定しています。
若手医師にはシミュレーショントレーニングを繰り返して積んでもらい、臨床へ準備を整えていければと思います。
