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多施設共同研究

短時間作用型β遮断薬の臨床有用性-多施設共同研究-

循環器領域におけるβ遮断薬の有用性は示され、抗不整脈作用から心筋保護効果まで幅広い効果は、周術期管理においても十分有用性が予測されるものの、循環動態変動を伴う状況において、その副作用・作用時間が問題でした。esmololについで本邦で開発されたlandiololは半減期の短さ、β1選択性および陰性変力作用の少なさから、周術期でのベータ遮断による治療・予防効果を十分発揮できることが推測されました。本教室では、麻酔科のみならず循環器外科、循環器内科、集中治療科共同で多施設研究を展開しています。

Sakamoto A et al. Circ J 76: 1097-1101, 2012.
Nagai R et al. Circ J 77: 908-916, 2013.
Kinugawa K et al. Adv Ther 31: 426-439, 2014.
Sakamoto A et al. Adv Ther 31: 291-298, 2014.

 

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