2026年2月8日

学位論文の掲載

平野先生の学位論文が学術誌に掲載されました。

集中治療の現場では、頻脈は「予後が悪そうだな」と感じる重要なサインの一つです。ただ、ICU入室後24時間の脈拍について、
「どの程度の頻脈が問題なのか」「改善している場合や、逆に頻脈が続く場合に予後はどう違うのか」
といった点は、これまで十分に分かっていませんでした。

本研究では、機械学習モデルを用いて脈拍の推移パターンを解析し、生命予後が不良となるパターンと、比較的良好なパターンを明らかにしました。

機械学習の登場により、これまで熟練医師の経験や感覚に頼っていた判断を、誰もが共通の基準で評価できるようになってきています。今後は、こうしたモデルがモニターに実装され、日常診療で活用されることを目指して研究を続けていきます。

平野先生、このたびはおめでとうございます。

2026年2月5日

TeamSTEPPS講習会

今日は、医師・看護師・薬剤師・臨床工学技士など多職種あわせて20名余りが参加し、TeamSTEPPS研修会を開催しました。
TeamSTEPPSは、チーム医療を実践するうえで重要となる「何を伝えるか」だけでなく「どのように相手に伝えるか」を体系的に学ぶ研修です。
適切な伝達方法を身につけることで、コミュニケーションエラーを防ぎ、より安全な医療の提供につながるとともに、チーム内の風通しを良くすることが期待されます。
本日の研修では、「隣の人と協力しながら片手で輪つなぎをする」というゲーム形式のワークを行いました。
体験型のアクティビティを通じて、自然と声のかけ方や役割分担、協力の重要性を実感でき、楽しみながら連携の方法を学ぶことができました。
このような研修を繰り返すことで、日常業務における「伝え方」そのものが少しずつ変わってきていることを実感しています。
今後も継続的に学びを重ね、多職種がより円滑に連携できるチーム医療の実践を目指していきます。

2026年2月4日

専門医試験勉強会

専門医試験(口頭試問)に向けた練習会を開催しました。
今回はWeb勉強会形式で行い、計17名が参加。臨床経験や立場の異なるメンバーが集まり、非常に活発で密度の高い会となりました。

専門医試験の口頭試問は、単なる知識確認にとどまらず、
臨床判断のプロセス、優先順位付け、リスク評価、説明力まで問われる、よく練られた内容です。
そのため、提示される課題一つひとつが、非常に学びの多い症例検討会となり、受験予定者だけでなく、指導医側にとっても多くの気づきがありました。

参加者からは

「実際の試験を強く意識できた」

「自分の弱点がはっきりした」

「臨床の整理にとても役立った」
といった声も聞かれ、手応えを感じています。

この取り組みは、今後も月に2回程度のペースで継続していく予定です。
専門医試験対策はもちろん、日常診療の質を高める場として、引き続き医局全体で取り組んでいきたいと考えています。

今後の開催案内も随時共有していきますので、ぜひ積極的にご参加ください。

2026年1月20日

中途採用・研究(大学院)希望の先生へ

当科では
・中途採用でのご入局を検討されている先生
・スタッフとしての研究活動や大学院進学に関心をお持ちの先生
を対象に、医局見学・ご相談・応募を随時受け付けております。

①中途採用でのご入局を検討されている先生

大学病院で様々な症例を経験することができます。
当科では若手から中堅まで、それぞれの経験に応じた段階的な症例配分を通じて、臨床力をさらに高めたい先生を歓迎しています。
そのような先生に、ぜひ一度見学にお越しいただければと思います。

② スタッフとしての研究活動や大学院進学に関心をお持ちの先生

当医局では、スタッフとして勤務しながら臨床研究・基礎研究・大学院進学に取り組むことが可能です。
・研究をこれから始めたい
・大学院進学を検討しているが、具体的な進め方を相談したい
・臨床を続けながら、無理のない形で研究に関わりたい

といった先生方にも、個々の関心やライフステージに応じた形でサポートしています。
まずは相談からいかがでしょうか?

 

医局見学は、半日〜1日程度ご希望に応じて柔軟に対応いたします。
少しでもご興味がありましたら、お気軽にご連絡ください。

皆さまとお会いできることを、医局員一同楽しみにしております。

医局長 並里大
e-mail: d-a@nms.ac.jp
代表番号:03-3822-2131 内線:27579
2026年1月18日

研究会・新年会を開催しました

1月17日に、同門会で研究会・新年会を開催しました。

多くの同門の先生方にお集まりいただき、久しぶりにお会いする方も多く、近況報告や思い出話に花が咲く、和やかな時間となりました。

研究会では、弘前大学の斎藤教授をお招きし、循環動態管理、感染、術後せん妄をテーマにご講演いただきました。日々の診療に直結する内容ばかりで、「明日からの臨床を少し変えてみよう」と思える、非常に刺激的なお話でした。

ご参加いただいた先生方、そして貴重なご講演をいただいた斎藤教授に心より感謝申し上げます。今後も、学びと交流の場を大切にしていきたいと思います。

※ 引っ越しなどで同門会のご案内が届かなくなっている先生方、同門会メーリングリストへの登録をご希望の先生方へ

d-a@nms.ac.jpまでお気軽にご連絡ください。

2025年12月21日

2025年 忘年会を開催しました

2025年の締めくくりとして、先日、恒例の忘年会を開催いたしました。

麻酔科医だけでなく、看護師、臨床工学技士、そして薬剤師の皆さんも参加していただき、職種の垣根を越え、一堂に会する非常に和やかな時間となりました。

日々の忙しい診療の中ではゆっくり話す機会が少ないメンバーも、この日ばかりはリラックスした中で1年を振り返りました。共に困難を乗り越えたエピソードや楽しかった思い出を語り合う中で、改めて「このチームで良かった」という一体感を感じることができました。

教授として今年一番うれしかったことは、医局員一人ひとりの確かな成長です。特に難易度の高い手術において、執刀医をサポートし、より良い周術期管理を提案した姿を見た時はとても誇らしかったです。

日々の取り組みが、目に見える形となって表れてきたと実感しました。

感謝と笑顔に包まれた、最高に楽しい一夜でした。

2026年も、この強いチーム力を持って、一丸となって前進していきます!

2025年12月18日

CPB(人工心肺)ハンズオン・トレーニングを実施しました

麻酔科、心臓血管外科、看護師、臨床工学技士が参加し、CPB(人工心肺)ハンズオン・トレーニングを実施しました。

本トレーニングは、心臓血管麻酔学会のハンズオンセミナーと同等の内容を基盤とし、実際に臨床で使用可能な人工心肺装置を稼働させながら行う実践的なプログラムとして構成されました。
回路構成や操作手順の確認に加え、想定されるトラブル発生時の対応について、多職種で意見交換を行いながら理解を深めました。

特に、緊急時や想定外の事態においても安全に対応できるチーム医療の重要性を再認識するとともに、
トラブルシューティングを実機で学ぶことの有用性を実感する貴重な機会となりました。

2025年11月28日

TeamSTEPPS研修会を開催しました

本日、麻酔科主催による TeamSTEPPS研修会 を開催しました。
麻酔科だけでなく、外科系の先生方、看護部、臨床工学技士など、多職種から30名以上の方に参加していただき、非常に活気ある研修となりました。

TeamSTEPPSとは、医療チームのコミュニケーションとチームワークを高めるためのプログラムです。
手術室では多くの医療者が関わり、情報共有のタイミングや言葉の伝え方ひとつで安全性が大きく変わります。小さな行き違いが大きなトラブルにつながることもあるため、私たち麻酔科が中心となり、より良い連携を築くための場を継続的に提供しています。

今回の研修では、

・伝達ミスが起こる理由を「ゲーム形式」で体験

・他職種との距離が自然と縮まるワーク

・実際の手術室を想定したコミュニケーション練習
など、笑いもありながら学びの深い時間となりました。

これまでに 100名以上のスタッフが研修に参加 してくださっています。
その成果もあり、手術室の雰囲気は着実に「風通しが良くなった」と感じています。

TeamSTEPPSは、一度学べば終わりではなく、日々の現場で活かしてこそ価値がある学び。
これからも研修を継続し、より安全で働きやすい手術室づくりを進めていきたいと思います。

参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

2025年5月25日

研究に興味がある先生や大学院生 募集のお知らせ

当科では、研究に興味のある先生や、大学院生として研究に携わりたい先生を募集しております。

現在取り組んでいる研究テーマは以下の通りですが、これに限らず、基礎医学教室との共同研究を通じて、多様な研究に取り組むことが可能です。興味のある先生は、ぜひお問い合わせのうえ、見学にお越しください。

<基礎研究>

  • 癌細胞に対する麻酔薬の作用機序の解明
  • 麻酔薬による臓器保護作用(虚血再灌流障害)
  • 術後せん妄のバイオマーカー探索
  • 神経障害性疼痛の病態解明
  • 臓器保護効果を持つ新規薬剤の開発

<臨床研究>

  • 機械学習モデルを用いた術後生命予後・合併症の予測
  • 集中治療におけるバイタル変動の予測モデル構築
  • 術前の栄養摂取と術後転帰の関連解析
  • 気道確保デバイスの最適な選択に関する研究

ご希望の方は、ぜひ以下の連絡先までご連絡ください。
当ホームページのお問い合わせフォームからのお問い合わせも受け付けております。

医局長 並里大
e-mail: d-nami@nms.ac.jp
代表番号:03-3822-2131 内線:27579
2025年2月14日

2026年度 麻酔科専門研修プログラム 応募開始のお知らせ

2026年度入局をご検討くださる先生方へ (さらに…)

2023年5月19日

脊髄くも膜下穿刺ハンズオン

硬膜外カテーテル留置,脊髄くも膜下穿刺のハンズオンを開催しました.
麻酔科だけではなく,女性診療科・産科の先生方や看護師さん,初期臨床研修医の先生方にも,ご参加頂けました.
普段,穿刺を行うことのない看護師さんにも体験して頂けたことで,「体位保持に麻酔科医が求める点」を実感して頂けたようです.

2023年4月6日

挿管ハンズオン

シミュレーターを使用して、研修医の先生方を対象に喉頭鏡やビデオ喉頭鏡を用いての挿管実習を行いました。
初めての挿管でしたが、ビデオ喉頭鏡の画面を見ながら指導医が説明することで理解が進みました。
また、麻酔補助業務を行う看護師、臨床工学技士には挿管を体験することで、どういった準備や補助があると麻酔科医が助かるのか実感してもらうことができました。

若手麻酔科医には使用頻度の低い右用ダブルルーメンチューブのTIPsを学ぶ機会にもなりました。

テーマが多数あったため3時間近くのハンズオンでしたが、多くの方に参加していただき有意義なものになったと思います。

 

2023年3月24日

人工心肺ハンズオン

ME部臨床工学技士の指導の下で人工心肺ハンズオンを開催しました。
開心術を担当し始めている若手の先生方を中心に、本物の人工心肺を用いてシミュレーターで回してみるという会です
いつもは「volume入れてください」「脱血どうですか?」と言う側です。しかし、実際に回してみるとvolume調整が難しくairを送りそうになってしまうなどトラブル続きでした。
回してみることで、「どこに注目する必要があるのか?」「臨床工学技士と何を共有しながら離脱をするのか」など実感を持って学ぶことができたと思います。
夏くらいを目途に再度行う予定です。
その他にも、硬膜外麻酔、神経ブロック、経胸壁心エコー、挿管など様々なハンズオンを企画しています。
医局員の先生方だけでなく、研修医、見学の先生、麻酔科に限らず興味のある先生方は是非ご参加ください。
2022年4月5日

2022年度新入局員の方へ

日本医科大学麻酔科学教室への入局ありがとうございます。

一緒に働けることになり嬉しく思います。

引き続き2023年度入局をご検討の方、もしくは興味をお持ちの方、お気軽にお申込みフォームよりお問合せください。

一同お待ちしております。

2021年11月19日

医局見学お気軽にご連絡ください。

医局見学や説明をご希望される方、入局をご検討下さる方、随時お申込みを受けつけております。
「お問い合わせ」欄よりどうぞお気軽にご連絡ください!!
お待ちしております。