2022年11月30日

Dr.岩﨑 雅江

皆さま、こんにちは。2009年入局の岩﨑雅江と申します。当医局は、ママさん麻酔科医が勤務を無理なく続けられるようなシステムが揃っています。特に付属病院では、勤務形態(フルタイム、時短勤務、週20時間までの勤務)、出退勤時間もそれぞれの家庭環境に応じて、医局長と事前相談して細かく選択できるようになっています。
専門医、更にはサブスペシャリティの専門医を取得するためには、無理ない勤務形態で臨床を継続することが力となります。大学病院ならではの豊富な症例の中から、毎日の責任者SVが各人の状況に応じて症例を割り当ててくださいます。手術麻酔だけではなく、集中治療、ペインクリニック、緩和ケアなど、専門医後のサブスペシャリティ選択もできます。

私の場合は、妊娠出産時はフルタイム勤務(当直なし)の形で、現在は子供の送迎に間に合うよう、毎日勤務時間を短縮する形で勤務しております。お陰様で、大学院入局し、2度の出産を経て、医学博士取得、麻酔科機構専門医、麻酔科学会指導医、ペインクリニック専門医を取得しています。今は集中治療専門医取得のために、集中治療室にて時短勤務しております。当直に復帰したり、子供の体調不良で急遽休みをとったり、様々な状況でいつも温かく受け入れてくれた医局の皆様に、感謝しかありません。その分、勤務においては担当症例に真摯に取り組み、後輩の先生方への指導にも力を入れております。
また、サイズアウトした子供服のやり取り、子供の習い事、病児保育シッターの情報交換、お弁当作りの悩み、はたまた妊娠線予防クリーム情報共有まで、ママさん麻酔科医同士、よく井戸端トークしています。勤務医だとママ友はなかなか作りにくいですが、小さな悩み事も職場で話せば解消して、ワーキングママとして張り詰める気持ちも和らぎます。

■□■入局を考えている研修医へのメッセージ

是非、自分に合ったキャリアパスを見つけ、一緒に働きましょう!

2022年11月29日

Dr.金子 美穂

Q.麻酔科を選んだ理由

学生時代は麻酔科を全く視野に入れておりませんでしたが、BSLで回った際に興味を持つようになり、さらに研修で必修と選択あわせ4ヶ月ほどまわらせていただき魅力を感じるようになりました。
麻酔科は毎日同じことをしていると思われがちですが、麻酔にはかなり多様性があり、かける麻酔科医、その時の患者さんの状態、手術の内容などで麻酔が全然変わっていくのがとても奥深く面白いところだと思い、麻酔科を選びました。

Q.当麻酔科を選んだ理由

若いうちに色々な手術麻酔をしておきたいという思いがありました。当院は専門医取得に必要な症例はもちろん、救命センターが有名なこともあり、非常に重症なものなど幅広い症例を経験することが出来ることを魅力に感じました。
またICUが麻酔科管理というのも東京では珍しく、良い経験になりそうだと思った記憶があります。

■□■入局を考えている研修医へのメッセージ
とりあえずまずは色んな経験をしたい、という方はとても向いていると思います。もちろんワークライフバランスを実現出来るのも麻酔科の魅力ですので、平日はしっかり働いて、当直ではない土日はお休み、とオンオフがしっかりしているのも良いところです。
私自身は今育児のため短時間勤務をさせていただいておりますが、医局の先生方が暖かく支えてくださり、仕事が出来ていることをありがたく思っています。子育てをしながら働いておられる先生も多く、多様な働き方を快く受け入れてくれるところも当医局の魅力です。