2026年2月4日

専門医試験勉強会

専門医試験(口頭試問)に向けた練習会を開催しました。
今回はWeb勉強会形式で行い、計17名が参加。臨床経験や立場の異なるメンバーが集まり、非常に活発で密度の高い会となりました。

専門医試験の口頭試問は、単なる知識確認にとどまらず、
臨床判断のプロセス、優先順位付け、リスク評価、説明力まで問われる、よく練られた内容です。
そのため、提示される課題一つひとつが、非常に学びの多い症例検討会となり、受験予定者だけでなく、指導医側にとっても多くの気づきがありました。

参加者からは

「実際の試験を強く意識できた」

「自分の弱点がはっきりした」

「臨床の整理にとても役立った」
といった声も聞かれ、手応えを感じています。

この取り組みは、今後も月に2回程度のペースで継続していく予定です。
専門医試験対策はもちろん、日常診療の質を高める場として、引き続き医局全体で取り組んでいきたいと考えています。

今後の開催案内も随時共有していきますので、ぜひ積極的にご参加ください。

2026年1月20日

中途採用・研究(大学院)希望の先生へ

当科では
・中途採用でのご入局を検討されている先生
・スタッフとしての研究活動や大学院進学に関心をお持ちの先生
を対象に、医局見学・ご相談・応募を随時受け付けております。

①中途採用でのご入局を検討されている先生

大学病院で様々な症例を経験することができます。
当科では若手から中堅まで、それぞれの経験に応じた段階的な症例配分を通じて、臨床力をさらに高めたい先生を歓迎しています。
そのような先生に、ぜひ一度見学にお越しいただければと思います。

② スタッフとしての研究活動や大学院進学に関心をお持ちの先生

当医局では、スタッフとして勤務しながら臨床研究・基礎研究・大学院進学に取り組むことが可能です。
・研究をこれから始めたい
・大学院進学を検討しているが、具体的な進め方を相談したい
・臨床を続けながら、無理のない形で研究に関わりたい

といった先生方にも、個々の関心やライフステージに応じた形でサポートしています。
まずは相談からいかがでしょうか?

 

医局見学は、半日〜1日程度ご希望に応じて柔軟に対応いたします。
少しでもご興味がありましたら、お気軽にご連絡ください。

皆さまとお会いできることを、医局員一同楽しみにしております。

医局長 並里大
e-mail: d-a@nms.ac.jp
代表番号:03-3822-2131 内線:27579
2026年1月18日

研究会・新年会を開催しました

1月17日に、同門会で研究会・新年会を開催しました。

多くの同門の先生方にお集まりいただき、久しぶりにお会いする方も多く、近況報告や思い出話に花が咲く、和やかな時間となりました。

研究会では、弘前大学の斎藤教授をお招きし、循環動態管理、感染、術後せん妄をテーマにご講演いただきました。日々の診療に直結する内容ばかりで、「明日からの臨床を少し変えてみよう」と思える、非常に刺激的なお話でした。

ご参加いただいた先生方、そして貴重なご講演をいただいた斎藤教授に心より感謝申し上げます。今後も、学びと交流の場を大切にしていきたいと思います。

※ 引っ越しなどで同門会のご案内が届かなくなっている先生方、同門会メーリングリストへの登録をご希望の先生方へ

d-a@nms.ac.jpまでお気軽にご連絡ください。

2026年1月13日

THRIVE勉強会・ハンズオンを開催しました

挿管困難が予測される症例における麻酔導入時の酸素化戦略として注目されている THRIVE(Transnasal Humidified Rapid-Insufflation Ventilatory Exchange) について、医局内で勉強会およびハンズオンを開催しました。

THRIVEはネーザルハイフローを用いて無呼吸下でも酸素化を維持できる手法であり、低酸素血症リスクの高い症例において有用とされています。勉強会では、生理学的背景や適応、注意点、エビデンスについて整理しました。

ハンズオンでは、実際の機器を用いてセッティングや導入時の流れを確認し、臨床での使い方を具体的に共有しました。若手医師を中心に活発な質疑が行われ、理解を深める機会となりました。

当科では今後も、患者安全につながる実践的な教育・トレーニングを継続していきます。

2026年1月11日

手術室新年会

1月9日に手術室新年会が開催されました。当日は麻酔科だけでなく、外科系各診療科の先生方、看護師さんをはじめ、手術室に関わる多職種が一堂に会し、総勢200名を超える大変にぎやかな会となりました。

会の中では、テーブルごとに参加するゲーム企画や、皆で協力して作り上げた動画の上映など、さまざまなイベントが行われ、会場は終始笑顔と歓声に包まれていました。普段は忙しい診療の合間ですれ違うことが多いメンバー同士も、自然と打ち解け、普段とは違った一面を知る良い機会となりました。

日常の診療中にはなかなか伝えきれない感謝の気持ちを言葉にしたり、ゆっくり腰を据えて話をしたりできるのも、このような場ならではです。改めて、手術医療は多くの職種・診療科の協力によって支えられていることを実感するひとときでした。

当院手術室の大きな特徴は、診療科や職種の垣根が低く、互いに気軽に声を掛け合える良好な関係性にあります。今回の新年会は、そうしたチームワークの強さを再確認できる場となりました。

これからも日々の診療はもちろんのこと、人と人とのつながりを大切にしながら、より良い医療を提供できるよう努めてまいります。

2026年1月1日

🎍新年あけましておめでとうございます🎍

新年あけましておめでとうございます。

昨年も多くの方々に支えられ、医局として学びと成長のある一年を過ごすことができました。

日々の診療や教育、研究に向き合う医局員一人ひとりの姿は、医局にとって大きな力となっています。

本年も、医局員それぞれの成長を大切にし、安心して挑戦できるよう支えていきます。

また、互いに支え合い、相談しやすい環境づくりを通じて、チームとしての力をさらに高めていきたいと考えています。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

2025年12月21日

2025年 忘年会を開催しました

2025年の締めくくりとして、先日、恒例の忘年会を開催いたしました。

麻酔科医だけでなく、看護師、臨床工学技士、そして薬剤師の皆さんも参加していただき、職種の垣根を越え、一堂に会する非常に和やかな時間となりました。

日々の忙しい診療の中ではゆっくり話す機会が少ないメンバーも、この日ばかりはリラックスした中で1年を振り返りました。共に困難を乗り越えたエピソードや楽しかった思い出を語り合う中で、改めて「このチームで良かった」という一体感を感じることができました。

教授として今年一番うれしかったことは、医局員一人ひとりの確かな成長です。特に難易度の高い手術において、執刀医をサポートし、より良い周術期管理を提案した姿を見た時はとても誇らしかったです。

日々の取り組みが、目に見える形となって表れてきたと実感しました。

感謝と笑顔に包まれた、最高に楽しい一夜でした。

2026年も、この強いチーム力を持って、一丸となって前進していきます!

2025年12月18日

CPB(人工心肺)ハンズオン・トレーニングを実施しました

麻酔科、心臓血管外科、看護師、臨床工学技士が参加し、CPB(人工心肺)ハンズオン・トレーニングを実施しました。

本トレーニングは、心臓血管麻酔学会のハンズオンセミナーと同等の内容を基盤とし、実際に臨床で使用可能な人工心肺装置を稼働させながら行う実践的なプログラムとして構成されました。
回路構成や操作手順の確認に加え、想定されるトラブル発生時の対応について、多職種で意見交換を行いながら理解を深めました。

特に、緊急時や想定外の事態においても安全に対応できるチーム医療の重要性を再認識するとともに、
トラブルシューティングを実機で学ぶことの有用性を実感する貴重な機会となりました。

2025年11月28日

TeamSTEPPS研修会を開催しました

本日、麻酔科主催による TeamSTEPPS研修会 を開催しました。
麻酔科だけでなく、外科系の先生方、看護部、臨床工学技士など、多職種から30名以上の方に参加していただき、非常に活気ある研修となりました。

TeamSTEPPSとは、医療チームのコミュニケーションとチームワークを高めるためのプログラムです。
手術室では多くの医療者が関わり、情報共有のタイミングや言葉の伝え方ひとつで安全性が大きく変わります。小さな行き違いが大きなトラブルにつながることもあるため、私たち麻酔科が中心となり、より良い連携を築くための場を継続的に提供しています。

今回の研修では、

・伝達ミスが起こる理由を「ゲーム形式」で体験

・他職種との距離が自然と縮まるワーク

・実際の手術室を想定したコミュニケーション練習
など、笑いもありながら学びの深い時間となりました。

これまでに 100名以上のスタッフが研修に参加 してくださっています。
その成果もあり、手術室の雰囲気は着実に「風通しが良くなった」と感じています。

TeamSTEPPSは、一度学べば終わりではなく、日々の現場で活かしてこそ価値がある学び。
これからも研修を継続し、より安全で働きやすい手術室づくりを進めていきたいと思います。

参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

2025年10月19日

研修医の先生が見学に来てくれました

先日、当科に研修医の先生が見学に来てくださいました。
手術室での麻酔管理の様子やチームでの連携を見学していただき、短い時間でしたが、当科の雰囲気を体感していただけたようです。
見学後には、「先生方の距離が近くて、質問しやすい雰囲気でした」「チーム全体が明るくて話しやすかったです」といった感想をいただきました。
私たちが大切にしている“風通しの良さ”や“互いに支え合う空気感”を感じてもらえたことを嬉しく思います。
麻酔科は、手術室の中で医師・看護師・臨床工学技士など多職種が協力して患者さんを支える科です。
その中で、上下の壁がなく意見を出し合えること、チームで助け合える雰囲気こそが、当科の大きな魅力だと感じています。
見学を通して、麻酔科のやりがいと楽しさを少しでも感じていただけたなら幸いです。
2025年10月19日

悪性高熱症シミュレーション

先日、麻酔科・看護師・臨床工学技士が合同で「悪性高熱症シミュレーション」を実施しました。
悪性高熱症は発症頻度が非常に低いものの、発生時には迅速で的確な対応が患者さんの命を左右する、まさにチーム力が試される緊急事態です。
そのため、今回のシミュレーションでは「一人ひとりが正確に動けること」「チーム全体で支え合えること」を目標にトレーニングを行いました。
当日は、医師・看護師・臨床工学技士あわせて30名以上が参加。
シナリオ終了後には各班ごとに自主的な振り返りや意見交換が行われ、
「こうすればもっと早く対応できたね」「声かけが良かったね」など、前向きな意見が活発に飛び交いました。
回を重ねるごとに対応のスピードやチームの連携力が確実に向上しており、
参加者全員がチーム医療の醍醐味を実感できる充実した時間となりました。
また、シミュレーションを通じて印象的だったのは、
普段からのコミュニケーションの良さがそのままチームワークに現れていたことです。
麻酔科、看護師、臨床工学技士が互いに声をかけ合い、自然にサポートし合う姿は、
「安心して働ける職場づくり」の原点を感じさせました。
こうしたシミュレーションは
「いざというときに自分がどう動くべきか」を体験的に学べる貴重な機会です。
きっと“チームで救う”ということの大事さを肌で感じたと思います。
2025年9月25日

日本心臓血管麻酔学会

9月19~21日に横浜で日本心臓血管麻酔学会が開催されました。

当科からも管理に難渋した開心術について発表しました。多くの先生方に聴講いただき活発な議論がされました。

学会発表は症例を振り返り、より理解を深めることができ、とても勉強になります。

次回は12月の日本臨床麻酔学会へ多数の演題を登録しているので、楽しみにしています。

2025年9月16日

シミュレーション教育

本日は

・大量出血シミュレーション教育

・全身麻酔 or 脊髄くも膜下麻酔による帝王切開と無痛分娩

をテーマに勉強会を開催しました。

大量出血シミュレーションは会を重ねるたびにブラッシュアップされています。

今回は、REBOA挿入による緊急止血の流れ確認も行いました。

 

次回は、悪性高熱症など他の珍しい状況について行う予定です。

2025年9月16日

日本麻酔科学会関東甲信越・東京支部会

9月6日に日本麻酔科学会関東甲信越・東京支部会が開催されました。

2年目の先生が自身の経験した症例を中心に発表し、さらに医局長からも研究報告が行われました。

発表後には活発な質疑応答があり、先生方が立派に回答するとともに、議論を通じて理解が一層深まりました。

また、他の報告にて他院での取り組みや工夫についても学ぶことができ、とても有意義な会でした。

2025年8月7日

TeamSTEPPS講習会

今月、最後のシミュレーション教育はTeamSTEPPSです。

手術室では麻酔科だけでなく、執刀医、看護師、MEなど多職種が連携する必要があります。
手術室では垣根なく多診療科・多職種が連携する風通しの良さが大事です。
そのためには、
・どうやってチームビルディングをするのか?
・自分の考えはどうやって伝えるのか?
を体験してもらうための講習がTeamSTEPPSです。

約30人にゲームを通して「チームとは何か」を看護部坂本さんの指導の下で学んで頂きました。
全ての外科系診療科、多職種が連携して良い医療を提供する「1つの手術室」になることを目標に定期的に開催しています。

2025年8月4日

「開心術後の心停止」シミュレーション

心臓血管外科主催で、看護部、ME部と共同の集中治療室における「開心術後の心停止」をテーマとしたシミュレーションを行いました。
いわゆる心肺蘇生法とは異なる点が多く、多職種で確認する必要があります。
麻酔科医2年目の専攻医の先生に「いざという時に活躍できる麻酔科医」として動けるように学んで頂きました。
今週はシミュレーションが盛りだくさんでした。
2025年7月31日

Grade A帝王切開シミュレーション

今日は産科、小児科、助産師と共同で、Grade A帝王切開のシミュレーションを開催しました。
Grade A帝王切開では、「産科医の判断から10分以内の娩出」という極めて迅速な対応が要求されます。
一方で、年1回あるかどうかという経験を積みにくい状況です。

今回の経験を通じて足りなかったことを確認し、いざという状況で連携が取れるようにしたいと思います。

2025年7月29日

危機的出血シミュレーション

危機的出血シミュレーションを開催しました。
手術中の予期せぬ大量出血はどこでも起こり得る事象です。
その時、麻酔科医はコマンダーとして指揮をとり、執刀医、看護師、臨床工学技士それぞれが役割を果たすことが大事です。
今回のシミュレーションは
・危機的出血時にやるべきことと役割の説明
・理想的なチームの動き方実演
・多職種連携トレーニングと反省
を通じて、若手から上級医まで幅広く学べる機会となりました。
次回はGrade A帝王切開シミュレーションを予定しています。