日本医科大学麻酔科学教室同門会は、平成8年8月に木内実先生を会長に据えて発会しました。本会は日本医科大学麻酔科学講座開講35周年記念と同時に、第2代講座主任小川龍先生の日本臨床麻酔学会総会を同門会一同で後援する目的に設立されました。事務局は武蔵小杉病院におかれ、平成20年まで武蔵小杉病院麻酔科部長島田洋一先生が事務局長を務められ、会の創設から発展に寄与されました。現在事務局は付属病院に移管され、付属病院麻酔科医局長が事務局長の任を努めています。また、大学院重点化による講座制廃止にしたがって、同門会の呼称も麻酔科学講座同門会から麻酔科学教室同門会に変更いたしました。

本会は平成8年9月8日に第１回総会を新宿センチュリーハイアットで開催致しました。その後毎年１回総会を行い、平成18年からは従来新年会として行われてきた付属4病院集談会と同時開催することとなりました。平成18年1月21日の第10回総会では初代講座主任の西邑信男先生の傘寿のお祝いも行われました。毎年の総会では、同門会員による近況報告、講演会と懇親会が行われ、平成18年からは、4病院・派遣病院近況報告会とその年の話題の先生をお招きしての学術講演会および懇親会を開催してきました。

本会を通じて同門会員ならびに教室医局員の親睦がより一層深まるとともに、同門の先生方のさらなるご健勝と麻酔科学教室がますます発展していくことを願う次第です。

平成20年4月より同門会事務局は武蔵小杉病院から付属病院へ移管されました。同門会事務局の移管に伴い平成20年4月1日付で同門会事務局長も、長年運営を担当頂きました島田洋一先生から付属病院麻酔科医局長に交代致しました。

事務局長は大任であり、常に最新の会員動向等を管理することや同門会総会運営および50周年記念式典運営の面等から、付属病院麻酔科医局長が代々引き継ぐべきと考え、平成22年10月1日から付属病院麻酔科現医局長を同門会事務局長といたしました。今後とも旧来と変わらぬご支援ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。